2024.3.3
「私を生かして下さる神」
旧約聖書 詩篇119:89~96
春名牧師
聖書が教える大切なことは難解ではありません。
この世界を造られた神様が、私たち人間も造られたこと、
その神様を知らないで、あるいは無視して生きることは罪であること、
神の御子イエス・キリストが救い主としてこの世に来られ、私たちの罪の身代わりとなって
十字架で死んでくださり、この罪の問題を解決してくださったこと、
そして、3日目に甦ることで死の問題も解決してくださったこと、
神様はキリストの代わりに聖霊を信じる者の心に住まわせ、その聖霊なる神様が
私たちの人生を導いてくださっていること、これらが聖書のエッセンスです。
このことを信じて受け入れる時に神と共にある人生が始まります。
「人はパンだけで生きるのではない。神の口から出る一つ一つの言葉によって生きる」
私たちは神様の言葉によって魂が養われなければなりません。
神の一つ一つの言葉を聞いて生きる時に人は本当の意味で生きる者になるのです。
1 創造主なる神を知る
神様は私たちに言葉をくださり、その神様によって人間は造られ、この世界も造られました。
聖書は「初めに神が天と地を造られた」と始まります。この世界や宇宙には始まりがあるのです。天才的物理学者スティーブン・ホーキング博士により「宇宙には始まりがあった」と
物理量子物理学ににおいても証明されています。しかし、ホーキング博士は「神が造ったのではなく宇宙の法則そのものが宇宙を始めた」と宇宙無境界仮説を主張しました。
それから30年以上経っても、この仮説には無理があり誰も証明することができていません。
この世界には法則があり、その背後に知性を持った方がおられるということ、
聖書は「それがあなたの天の父なる神だ。創造主の神だ」と言っています。
私たちが生き生きと生きるためには、私たちを造られた、命を与えてくださった神様を
知る必要があるのです。
2 神の言葉を知る
神様は私たちに語りかけてくださっていて、その言葉によって養われる必要があります。
神様は歴史の中で、やがてこういう事が起こるだろうと預言者達を通じて私たちに語ってこられました。その言葉に一つも嘘はありません。今日以降のことも聖書には記されています。
聖書の言葉、神の言葉を私たちは真剣に聞く必要があります。そして真剣に受け取った人を神はその言葉によって生かしてくださります。
地上のものはどんな権力も栄華も富も必ず滅んでいきます。
しかし、神様と神様の言葉は永遠に続きます。
私たちが神様に繋がっていることは私たち自身もまた永遠の存在になれるということです。
信じる者に永遠の命が与えられるのです。
永遠の人生と繋がって生きる人生の幸いを更に味わっていきたいと思います。
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