9月7日メッセージ要約
- はるな
- 10月2日
- 読了時間: 2分
2025.9.7
「神の国のたとえ」
春名牧師
神の国というのは神様の支配や、統治の領域が広がっていくこと。
イエス・キリストは神の国は二つのものに例えることが出来ると言われました。
⓵からし種の様なの
マタイやマルコの福音書に「からし種はどんな種よりも小さい」と書かれています。しかしそれを地に蒔くと大きな木になります。「始まりは小さい、でもその終わりは全世界に広がっていく」という例えです。教会は120人位でスタートしました。イエス様の弟子のペテロが説教をすると、それを聞いた人3000人がイエス・キリストを信じました。そしてそれから毎日救われる人が加えられたと聖書に書かれています。キリスト教を迫害していたパウロがクリスチャンになり、彼を通してユダヤ人以外の世界にも福音が広がっていきました。14世紀~16世紀に宗教改革が起こり、大宣教時代となり福音は更に広がりました。2000年前にイエス様が仰ったように「神の国はからし種のように誰も見向きもしない、誰も気付かない様な小さなものだがやがて全世界を覆うようになる。どこにいてもその存在が分かるようになる」このことが成就しています。
②パン種のようなもの
パン種とはイースト菌のことです。少し入れるだけで膨れます。量的に地域的に拡大するという例えです。イエス様の福音が入っていくとその全体を全く新しいものに変えてしまうということです。キリストの福音を聞いてその人の人生が変わらない、その人の家族が影響を受けない、その人の住んでいる地域に影響を与えない、そんなことは有りえないのです。キリストの福音は次から次へと人を変えていくのです。
イエス様が話された神の国は拡大していきます。個人も、家族も、地域社会も力強く変えることが出来る影響力を持っています。神の国は決して中断することはありません。これからも前進していくのです。私たちもこの大きな神様の働きの一部を担わさせていただいていることを心から感謝し誇りに思い、これからも神の国が広がっていくように求めていきましょう。
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