礼拝メッセージ
- はるな
- 2月1日
- 読了時間: 2分
2025.1.19
「神の選びの計画」
新約聖書ローマ9:6~13
春名牧師
「神様の絶対的主権、神様の計画の確かさ」をパウロは私たちに語っています。
① 神の言葉の不変性
イスラエルは神に選ばれた民であるのに現実にはイエス・キリストを信仰している人は多くありません。しかしたとえユダヤ人の不信仰、不従順があったとしても神のご計画は変わることがありません。イスラエルとして生まれても一人一人が神様と信仰によって結ばれなければ神様の祝福に預かることは出来ないのです。
アブラハムとサラはなかなか子供を授かることが出来ませんでした。神様は「子どもを与える」と約束してくださっていたのに与えられなかったので、サラは女奴隷との子イシュマエルを跡継ぎにしようとしました。しかし神は100歳のアブラハムと90歳のサラにイサクという子を授けました。彼が約束の子、神に選ばれた子どもなのです。
私たちは神の選びにも理由を探ってしまいます。なぜイサクが選ばれたのか?
私たち人間側に原因や理由があるのではないかと考えてしまいますが、生まれる前からもう選ばれていると聖書に記されています。
② 神の選びと人の応答
神様の一方的な選びは確かであり、私たちクリスチャンにも同じことが言えるのです。
「あなたがたが私を選んだのではありません。私があなた方を選び、あなた方を任命したのです」ヨハネ15:16
「神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました」
エペソ1:4
私たちが生まれて人生を歩んで何者であるかを証明する遥か以前から、既に私たちを選んでくださっているのです。そしてそれは永遠に変わらない事実なのです。
私たちは見える世界によって、見えない信仰の世界を引きずり回されてはいけません。
「イエスは彼に言われた。あなたはわたしを見たから信じたのですか?見ずに信じる者は幸いです」ヨハネ20:29
私
たちはどうしても現実の現象、出来事に振り回されてしまいます。だからこそパウロは
神様が永遠の昔から私を選んでくださって今日も支えて下さっているということを強く主張しているのです。神様が私を愛し、ご計画を持って選んでくださったその確かさは変わらない。
これが「信仰によって立つ」という事なのです。
神様は私たちの人生を最高に仕上げて下さる。そのことを信じて疑わない。
神の選びの計画は確かなのです。
Comments