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2023.10.29礼拝説教要約

2023.10.29

「繋がっていたい」

詩篇119:145~152 春名牧師 


一般的に言われる最高の幸せとは、 成功する、健康なこと、お金が有り余るほどある、順調な仕事、沢山の友達仲間がいる、愛する 家族がいる... しかし聖書は、神を知らない人生は最悪だと言っています。幸せな人生は神を必要とせず、神のこ とを考えることも求めることもしないからです。 愛する友達、愛し愛された家族もいつかこの世を去っていきます。 人間は嫌でも徐々に健康を失っていきます。いつの日かから、この世で着ていた健康という洋 服、社会的立場という洋服、肩書きという洋服を一枚一枚脱がされていき、やがて魂はむき出し になります。 一度死ぬことと、死んだ後に神の裁きを受けることは決まっていると聖書に記されています。皆、 神の前に立つのです。 今まで一度も魂のことを考えたことがない人が、その時どう思うのでしょうか。 神なしに成功する人生は最も危ない人生なのです。苦難や困難に直面する際に「主よ、助けてく ださい!」と神を見上げなければならない人生こそ、本当は素晴らしい人生なのです。

1.神を呼び求める人生の幸い

この詩篇の聖書箇所から、 夜明け前に起きるというのは、夜眠れなかったのです。今日も眠れなかったなぁ、、、朝早く主 を呼び求めているのです。大声で助けを求めたのです。

「助けて下さい!主よ!!」 彼が大きな試練に直面したことがよく分かります。神様が私を助けてくださるという確信によっ ても、その神様に求める人生こそ幸いな人生はないということです。


2.み言葉に養われる人生 神様はみ言葉を通して私たちを励まし、慰めてくださります。聖書を開く時に、その日一番必要な 助けを私たちに語ってくださります。それゆえ毎朝毎晩、いつでも聖書を開くことが重要です。 神様は私たちを励ましたい、慰めたいと思われています。私たちが困難の中に「主よ!!」と助 けを求める時、神は必ずみ言葉を通して励まし、慰め、勇気づけてくださるお方です。 神の言葉に触れた時に慰められないことはありません。苦しみを通して神を知ることになると教 えてくださっています。 神様は私たちを励ましたいのです。慰めたいのです。み言葉を通して勇気づけてくださる方です。 励ましの神様、慰めの神様なのです。


3.神と共にある人生の幸せ 聖書では羊飼いと羊として、神様と私たちの関係を表されています。羊は羊飼いがいないと生きて いけません。良い羊飼いに飼われた羊はラッキーです。

この詩篇の作者は真の羊飼いである神か ら離れて生きる人生を罪というのです。これが人間の最大の不幸であるといえます。

みなさんはこの神と繋がっていますか?

音楽家バッハは素晴らしいクリスチャンでした。バッハはある手紙に「音楽の唯一の目的は神の 栄光が現される、人々の魂が新しくされることでなければならない」と書きました。 聞く人が神様を思い巡らせる、神の素晴らしさを感じる、自分の魂が新しくされるような、それ が音楽のたった一つの目的でなければならないと。

東日本大震災直後、多くの人々はクラシック音楽を求めました。人生をかけて貯めて作り上げた ものが一瞬で消えてしまい、人生の虚しさを感じ、もっと大いなるものを知りたい、繋がりたい と思い本能的にバッハの音楽の中にそれを求めたのかもしれません。音楽も人の命を繋ぐものな のです。

天地を造られた偉大な神様が、

救い主として来られたイエスキリストが、 私たちに手を差し伸ばしあなたと繋がりたい!お前を救いたいんだ!と仰ってくださっていま す。

苦難に直面する人生の幸いとは

神様の御腕に触れることができるから。 「神様!」「主よ!」と呼び求める人生の幸い、神の言葉に養われるこの人生の幸い、神が共に 歩んでくださっている人生の幸い。私たちに向けて差し伸ばしてくださっている神様の力強い御手 を感じながら生きていくことが出来るのです。

日常生活には色々なことがあります。 神様をよりよく知ることが出来る日々であることを忘れないでください。


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