2023.5.14 「結果はこれほど違う」
新約聖書ルカ9:1~9 春名牧師
(1)弟子たちの信仰と従順 弟子たちの2つの使命は
1神の国を宣べ伝える
2解放と癒し 旧約聖書の詩篇には、神を信頼することにより、良いものが何一つ欠けることがないこと、それ がどんなに素晴らしいことなのかが、多く記されています。
旧約聖書I列王記17章では、 エリヤという預言者が、神が遣わしたカラスによって養われる場面があります。 ユダヤ人にとってカラスは汚れた動物と言われ、避けられていました。朝と夕にそのカラスがパン や肉をエリヤに運んできたのですが、途中でその食べ物を食べなかったことが不思議ではありま せんか。
この場面からも神様が自然界を支配されていることがよく分かるのです。
(2)国王ヘロデの不信仰と不従順
ヘロデ王は奇跡を行うイエス・キリストに興味がありました。しかし、それはイエス様を信じる
気持ちではなかったです。 永遠の命を与えてくださるイエス様が目の前にいるのに、ヘロデ王はそれを受け取ることができ なかったのです。
順天堂大学医学部教授の樋野興夫医師は ガンを患って闘病している人たちと沢山出会う中、「命が1番大切だと思って生きない方がいい」 と伝えられています。 命とは残された時間を意味し、生きることが苦しいと感じる人も少なくありません。 命はもちろん大切なのですが、人のために時間を使うこと、それがとても大切なのです。 また、良い人生とは最後の5年で決まると言われました。 私たちは皆、最後の5年がいつから始まるのか分かりません。だから今日からスタートしません か。人生のゴールが10年、20年、30年先だと思うと辛い、しんどいと思う方もおられるかもし れません。あと5年、一生懸命信じて生きていこう、と希望持って毎日を過ごしていきましょう!
今日は弟子達と、ヘロデ王の生き方を振り返りましたが、私たちはどちらのような人生を歩んで いるでしょうか。
信仰と不信仰の人生の結果は大きな違いがあるのです。 「主よ、信じます!」と毎日を生きていきましょう!
最後の5年。
最後の5年はもう始まっているかもしれないと思うと、本当に日々大切に過ごしたいですね。アーメン