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2025.4.27礼拝メッセージ要約

  • 執筆者の写真: はるな
    はるな
  • 5月5日
  • 読了時間: 2分

2025.4.27

「人ごとじゃない」

新約聖書ローマ2:1~16

       春名牧師

 

 人間は人の事はよく分かるのに、自分の事はなかなか分からない。パウロは人間の自己中心性、人間についての盲点を教えてくれています。

 

① 他人を裁く人への警告

他人を裁く傾向にある人の特徴は、自分の過ちには非常に寛大で、人の過ちには非常に敏感に反応するという傾向性を持っています。

「なぜあなたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気がつかないのですか。新約聖書マタイ7:3」まさにこれが人間の特徴です。

「ですから、立っていると思うものは、倒れないように気をつけなさい Ⅰコリント10:12」

自分は大丈夫と思っている人も、もしかしたら傾いて倒れているかもしれない、気をつけなさい、とパウロの警告です。

 

② 悔い改めない人への裁き

パウロは聖書の神を知らない異邦人の罪と、彼らに対する神の裁きについて語りました。ユダヤ人は自分たちの先祖アブラハムが神様に選ばれ祝福され契約したことによって、子孫である自分たちも裁かれないと思い込んでいました。そして、偶像礼拝をする異邦人たちは裁かれて当然だと、自分たちを正しいという位置に置いて裁いていたのです。その位置は神様の座です。

自分を神としてそこに置いている、パウロは「人を裁くユダヤ人、あなた方も神でない自分を神としている。それも偶像礼拝と同じだ!」と論理を展開しています。彼がこの手紙を書いたのはAD57年頃のことです。この時点でユダヤ民族に神の裁きは起こっていません。

しかしそれから13年後、大きな神の裁きが起こります。AD70年10数万人のユダヤ人は十字架に架けられ死にました。エルサレム陥落という出来事です。またAD135年、エルサレムは異邦人の町となってしまいました。

心が頑なになって悔い改めない人は神の怒りを積んでしまうのです。

イエス様の福音は何人であっても必要です。この福音を受け取る時に永遠の命をもらうことが出来る、とパウロは主張しています。

 

③ 悔い改める人への祝福

私たちは皆、神の前に罪人です。神様は私たちをご自分の義と比べられます。そのまっすぐな義に合う人などいないのです。しかし幸いにも私たちにはイエス・キリストの十字架の御業が示されました。そして、その救いを受け取った方に神の裁きは残っていません。

 

 どうかイエス・キリストを自分の救い主だと知って、今日信じてください。

 
 
 

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