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36周年 記念礼拝

36周年記念礼拝

「永遠の命の望み」

新約聖書テトス1:1~4


春名牧師

ニューライフキリスト教会の創立記念礼拝でした。36年を振り返り、 今までの恵みを神様に感謝します。

日本人にはお返しの習慣がありますね。 私たちは神様から命、家族、友人、たくさんの物を与えられています。またイエス・キリストを通 して永遠の命も既に与えられています。 パウロも神様から沢山のものを頂いたので彼の人生は恩返しの人生そのものでした。彼は自分の 意思で神様の奴隷となる使命を持っていました。 神の国の全権大使として、神様から全てを委ねられ、この世に送られたのだという意識があった のでしょう。 私たちもパウロと同じではありませんか。全権大使として、この時代にも私たち一人一人がこの 世界に送られているのです。

パウロの3つの命

1使命 2懸命 3宿命 パウロはこの3つの命を十分に生きました。聖書には神は私たち人間に命の息を吹き込まれたと 記されています。 神からいただいた命を私たちはどう使っていくのか、それが私たちの人生の最大のテーマだと思 います。

パウロの最期は首をはねられましたが、

悔いの残る人生ではありませんでした。 私たちも使命を持って、この人生を生き抜けば後悔のない人生を送れるのではないでしょうか。 パウロは神を知らない人がいれば、

その人に神様の御言葉を伝え、 その人が信仰を持ち、その信仰がその人の人生や周りの人々の人生を良い方向へと変えていくこ とを望んでいました。

感性とは気付くこと、感動すること、行動することです。 行動があるからこそ、そこに物語が始まるのです。そして、感動して行動にうつすことで感性が完 成するのです!

人々が神様を知り、信仰を持ち、

周りの人たちに祝福が流れ出すこと、

それがパウロの使命でした。

私たちにも同じことが言えるのです。 「誰かが自分には信仰があると言っても、その人に行いがないなら、何の役に立ちましょう。そ のような信仰がその人を救うことができるでしょうか。新約聖書ヤコブ2:14」 喜びや平安が家族や友人達に何らかの形で表されなければ意味がないのです。 行いの信仰がなければ、その信仰は無意味だと聖書から読み取れます。 イエス・キリストを信じる前と後で

何も変化がないことは悲しいことです。 パウロはそんな状況では満足しなかったのです。周りの人々に良い影響を及ぼすように一人一人が 成長しますようにとパウロは願いました。

「永遠の命の望み」

これがパウロのメッセージの中心です。 イエス・キリストがこの世界に来られた目的も永遠の命の望みです。 イエス・キリストを信じた人が永遠の命を得る。信じない者はイエス・キリストがいない世界へ と行くのです。

私たちは必ず肉体の死を経験しますが、

それで終わりですか?

いいえ!

その先に素晴らしい世界があるのです!

「私たちの国籍は天にあります。新約聖書ピリピ3:20」

私たちの国籍は天国です。

私たちは天国人なのです。

やがて私たちは天国へと帰るのです。 「誰でも私についてきたいと思うなら自分を捨て、自分の十字架を負い、そして私についてきな さい。新約聖書マタイ16:24」

イエス・キリストについていく人は手ぶらではダメなのです! 神様のために十字架を担いで歩んでいく

こと、これが私たちの十字架です。

犠牲ではなく、天に宝を積むことです。

私たちが神様のために負った十字架は やがてその一つ一つを報いてくださると聖書に記されています。 パウロも喜んで自分の十字架を負って生きました。 私たちにも同じように生きてほしいと願っています。パウロが言う、使徒としての務めはそういう ことなのです。

小さな十字架から背負って行きましょう!

天に宝を積み、やがて神様が報いてくださるのです。 これから、みなさんサイズの十字架を負って生きていってもらいたいと思います。

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