top of page
  • 執筆者の写真はるな

2024.2.18礼拝説教

2024.2.18

「ギフトを大切に」

新約聖書ローマ12:6~11

マイケル.Ⅾ師

 

 最近流行っているNISAはご存知ですか。NISAや投資の世界で使用される用語の「利回り」というコンセプトは聖書の中でも用いられ、私たちの人生に大切なことを教えています。

 

天の御国をあるお金持ちの人に例えた話が新約聖書マタイ25章に記されています。

そのお金持ちは、3人のそれぞれの能力に合わせて、1人目には5タラント、2人目には3タラント、3人目には1タラントの財産を託しました。

(1タラントは約35㎏のお金。仮に金で現在の円に換算すると約3.38億円)

1人目、2人目の人は託されたタラントを元手に投資、商売によってそのお金を倍にして主人に返しました。主人は「よくやった」と大変喜び、彼らが信頼できたので更に大きな責任を任そうと思いました。

3人目は、預かった1タラントを失うことを恐れて、地面に埋めておきました。

そして1タラントをそのまま主人に返したので、主人に激怒され追い出されてしまいました。

 

この「タラント」は何の例えでしょうか。

それは神様が私たちに託している祝福の一つ一つです。

私たちが他人を愛するためにいただいた、労働力や経済力、時間やコミュニケーション力など、

すべての「力」を表します。

 神様は私たちのことをよく知っておられ、一般的なタラント以外にも一人一人に合った賜物を与えてくださっています。預言であれ、勧めるもの、教えるもの、与えるもの、尽くすもの。

そして、この賜物を生かす我々には人生に対する満足感があります。

与えられた賜物を使ってしっかり投資していれば祝福があるのです。

しかし、勘違いをしてはいけません。

自分と他人を比べないことが大切です。

例え話の中で、投資、商売をした2人はタラントの量に関わらず、主人に喜ばれました。

神様から見て重要なことは、私たちが人を愛するため、福音を広げるために託されたタラントを使用して、しっかり投資をしているかどうかです。

自分の自信の無さや恐怖のために、3人目の人のように地面に埋めてしまっていませんか。

 

「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から行いなさい。あなたがたは、主から報いとして御国を受け継ぐことを知っています。あなたがたは主に使えているのです。新約聖書コロサイ人への手紙 3:23~24」

 

私たちは主に仕えていることを覚えてください。

神様に与えられている賜物を無駄にしないでください。

神様に尽くしている私たちはプライスレスな財産を神様からいただけます。

これこそ世界最高のNISAではないでしょうか。

 


閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2024.4.14説教要約

2024.4.14 「み言葉の戸が開くと光が差し込む」 旧約聖書 詩編119:129~136 春名牧師 聖書を通して神様がご自身のことを教えてくださる事を「啓示」と言い、私たちが聖書を理解することは「啓示的真理」です。その啓示がない限り、私たちは本当の神様の姿が分からないのです。イエス様は神の姿を私たちに示して下さりました。神様の愛と哀れみを表現されたのです。 私たちの心が本当に神様に向かって柔ら

記事: Blog2 Post
bottom of page